薬で症状を抑えて生活する

医者

治ったと勘違いは危険

躁状態やうつ状態は、心療内科や精神科で症状を診てもらい、その症状に合った薬を処方してもらうことが大切です。一般的に、うつ状態の方が心身共に辛いと言われており、「生き辛い」や「死にたい」と悩む人が多くいるのが現実です。その点、躁状態になると、やる気に満ちて明るく振る舞っているため、「病気が治った」と勘違いされやすいのが特徴です。しかし、実際にはハイテンションになりすぎて気が大きくなり、とんでもない行動を起こしたり、道路や線路に飛び出して事故を起こしたりする人もいるため注意が必要です。たくさんの病院の中から自分に合った心療内科や精神科を探すときは、以下二つのことに注意する必要があります。まず一つは、話しやすくて信頼できる医師や看護師がいて自分がリラックスできる病院かという点です。精神疾患は、カウンセリングが治療の中心となる場合が多く、ストレスや悩みを人に話すことで症状を軽減していきます。そのため、信頼できて何でも話せる医療スタッフがいることは重要で、病院選びの柱となるといっても過言ではありません。二つ目に重要なことは、精神疾患の治療は長期化すると考えて、長期的に通いやすい立地にある病院を選ぶという点です。その時の症状に合った薬を適切に処方してもらうことが大切なため、通いやすい病院を選び、定期的に受診することが必要です。一般的には、躁状態に陥った人は、急に明るくなってハイテンションになるなど、過剰に自信家に変貌して大胆な行動を取る人が多いようです。具体的な行動としては、衝動買いをして不必要なものを買い漁ったり、長電話をして相手の都合も聞かずに長々と話したりしてしまうなどの行動が現れます。躁状態とわからなければ「明るくてテンションが高い人だな」くらいの印象で終わることもあるため、他人から病気だと気付かれにくいのが特徴です。躁状態になる前に、特に注意しておきたいことは、衝動買いを防ぐために必要以上にお金を持ち歩かないということです。気が大きくなって不必要なものを大量に買ってしまい、気が付いた時には莫大なローンを組んでいる人も少なくありません。取り返しのつかないことになる前に、「必要以上にお金をもたない」や「一人で買い物に行かない」などを心がけることが大切です。ハイテンションになると人の迷惑を考えずに声を掛けたり、突然「付き合おう」と誘ったり、長時間の会話をしてしまうことがあります。このような時は、周囲の親しい人に事前に症状を理解してもらい、「落ち着いて」や「話過ぎだよ」と、止めてもらうように声掛けをお願いしておくと安心です。症状が酷くなるとストーカーだと勘違いされるケースもあるため、周囲の人にストッパーになってもらい、暴走を止めてもらうことが重要と言えます。

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